株式会社弘輝テック

KOEDO E-PRO 認定企業12

株式会社弘輝テック

はんだ付け技術開発・各種自動はんだ付け装置の製造販売

認定製品・技術:
卓上型ポイント噴流はんだ付け装置「タクロボ」で平成29年度KOEDO E‐Pro奨励賞
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環境に配慮し、多品種少量生産にマッチした「はんだ付け装置」を提供

電化製品や自動車を始め、各種の設備、通信網やインフラなど、身の回りの多くのものがコンピュータで動いているが、それらの「心臓部」ともいえるのがプリント基板だ。それゆえ、基板に電子部品を接合する「はんだ付け」技術もまた、現在の電子化社会にとっては必要不可欠なテクノロジーであるといえるだろう。

この電子化社会への変化に適応した装置の製造販売と、「はんだ付け」の技術開発で業界を牽引しているのが弘輝テックだ。1980年代には高いはんだ品質を維持できる「チップ部品混載対応の噴流はんだ付装置」や、熱効率の高い「リフローはんだ付装置」を設計、販売し、電子機器業界でのはんだ付け実装技術を確立。90年代には地球環境保護の観点から「代替フロン洗浄装置」の設計・販売も行った。
さらに1998年以降の全世界的な「鉛フリーはんだ付け工法」への流れにも、「噴流はんだ付け装置」や「リフローはんだ付装置」の技術開発で対応している。

今回受賞した卓上型ポイント噴流はんだ付け装置「タクロボ」は、幅が60㎝、高さ45㎝とコンパクト。必要なところだけにピンポイントで正確にはんだ付けができる、セル生産向きの装置として同社のヒット商品となっている。コンパクトなだけでなく高品質で正確なはんだ付け技術を搭載し、使用電力やはんだ使用量といった環境負荷の大幅削減も実現。厳しい社内基準で知られる国内大手の自動車部品メーカーやロケットの制御基板でも使われるほどの高評価を誇る。信頼性の高い装置とその技術力がますます注目されている。

  • 卓上型ポイント噴流はんだ付け装置「タクロボ」
    卓上型ポイント噴流はんだ付け装置「タクロボ」

独自技術・強み

はんだ付け業界にとって、1998年以降の世界的な「鉛フリーはんだ」へのスイッチングは非常に大きな課題となったが、それを乗り越えた高い技術開発力が同社の強み。環境負荷を激減させ、高品質で確実なはんだ付け技術が、すべての同社製品に活きている。

展望、事業連携

はんだ付装置メーカーとして、国内だけでなくアジアを中心に広がる販売チャンネルをさらに拡大すると同時に、「はんだ付けという接合技術」の技術革新に邁進していく。

インタビュー

はんだ付け技術はローテクで目立たないゆえに、その研究に力を入れているところは非常に少ないのが現状です。そんな研究開発にも惜しみなく投資をしてきた当社の高い技術と開発力を次世代につないでいきたいと考えています。

企業情報

社名株式会社弘輝テック
社名(フリガナ)コウキテック
設立年1986年11月
資本金8000万円
代表者氏名代表取締役 森永治
所在地〒350-0833 埼玉県川越市芳野台2-8-40
支店・営業所等株式会社長野弘輝、弘貴科技(中国深圳市)
ほか韓国、シンガポール、タイ、ブラジル、インド、メキシコに販売拠点
グループ会社株式会社 弘輝
業種精密機械機器製造業(金属製品製造業)
正社員数計 43名
主な事業内容・各種自動はんだ付け装置の製造・販売
・熱の影響を考慮した、はんだ付け関連商品の設計技術提供。
・先端技術のリクエストに応じたはんだ付け装置の提案。
電話049-229-5280
FAX049-229-5150
mailinfo☆kokitec.co.jp
(※上記の「☆」記号を半角「@」記号に置き換えてご利用ください)
企業サイトURLhttp://www.kokitec.co.jp
※本データは公開時点のものです

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