自動車の神経回路、ワイヤーハーネス
の圧着部分を精巧に、瞬時に検査する
自動車はAI化が進展。車載センサーやカメラで取り込んだ情報をもとに、コンピューターが車の動きを制御する。そのため車内には電気信号を大量に扱う「ワイヤーハーネス」が、人間の神経網のように張り巡らされている。このワイヤーハーネスの信頼性については要求が高く、「100万点中3~4点不良があっただけでも全品返品になる厳しい世界」(佐藤哲夫会長)。そこでワイヤーハーネスメーカー各社では、この厳しい品質基準に応えるために、従来の抜き取り検査や作業者の目視検査に代わり、トルーソルテックの圧力センサーを使ったインライン全数検査を導入するようになってきている。
品質向上は企業にとっては至上命題。製造ラインの効率を阻害することなく、瞬時に不良品を検出する同社のワイヤーハーネス圧力検査技術は、業界トップレベルのものである。
- 様々な検査装置を開発・製造する