<事業内容>
自動車やデジタル・OA機器、電気機械、鉄道、建築物など、幅広い工業製品や設備に使われている金属ばね(スプリング)を、お客様のニーズに合わせて設計、製造。国内はもちろん世界各国へ供給している。独自に開発したばね座金成形機は、1分間に1200個という世界最速の生産スピードを実現。日本工業規格のJIS規格も認証取得しており、高品質の製品を安定して提供しているのが同社の強みだ。
独自の技術を駆使した「無人化生産システム」も確立。また新素材の開発や一体成形などの加工技術の開発など、つねに最先端技術をもってお客様(自動車やOA機器、機械、設備等のメーカー)の要望に応えている。
現在は全製品の約55%を自動車関連の金属バネが占めている。しかし、これから人口が減少する日本社会で、自動車産業が右肩上がりに成長することはない。業務課次長の宮崎道裕さんは、「現在、営業部全員にて自動車関連以外の業種との取引を増やすことに力を入れています。また“海外への製品供給”という新たな取り組みをスタートすることもできました」と話す。
2014年にはタイのスプリングメーカーとの技術・業務提携を結び、海外への製品供給も順調に伸びている。今後も、グローバル社会に向けて、よりハイレベルな技術提案や品質保証を武器に、世界のマーケットを視野に入れたサービスを目指している。